神奈川県の県庁所在地である横浜市の横浜駅から大和市を経て海老名市の海老名駅までを結ぶ24.6㎞の路線。元は相模川の砂利などを運ぶ目的で開業した「神中鉄道」で、数度の延伸を経て厚木から横浜に達した。元は非電化であったが、戦時中から戦後にかけて電化されている。昭和18(1943)年4月1日、相模鉄道(現:JR東日本 相模線)に合併され、「相模鉄道神中線」となった。昭和20(1945)年6月1日から昭和22(1943)年6月1日までは東京急行電鉄に経営を委託して「東急厚木線」となっていた。戦後は沿線の宅地化が進み、通勤・通学路線として成長を遂げ、駅の新設や統合が行われたほか、支線であるいずみ野線が開通している。令和元(2019)年11月30日からは新横浜線を介してJR東日本との相互直通運転も開始された。