JR東日本 中央本線(東京~塩尻)
東京千代田区の東京駅と愛知県名古屋市中村区の名古屋駅を結ぶ396.9㎞の路線。このうち東京~塩尻間の222.1㎞はJR東日本によって運行されており、「中央東線」の通称を持つ。JR東海の中央西線との一体性はない一方で、篠ノ井線とは一体となって運行されており、特急「あずさ」をはじめ多くの列車が松本などへ直通する。東京~高尾間は首都圏の「中央線」として快速が運転されており、御茶ノ水~三鷹間では総武本線と一体化した「中央・総武線」各駅停車が運行されている。高尾から先も大月までは朝夕を中心に中央線快速電車が運行されているほか、大月から先富士急行に直通する列車も設定されている。御茶ノ水~八王子間は甲武鉄道、八王子~塩尻間は官設鉄道として建設された。岡谷~塩尻間は昭和58(1983)年7月5日に塩嶺トンネル経由の新線が開業、それまでの辰野経由のルートは支線となっている。