所在地:東京都墨田区立花四丁目23-8
開業:昭和3(1928)年4月15日 「平井街道(ひらいかいどう)」
廃止:昭和20(1945)年5月20日 ※東京大空襲による被災
再開:昭和31(1956)年5月20日 「東あずま(ひがしあずま)」
相対式ホーム2面2線の地上駅。駅舎は亀戸方面2番ホームの亀戸寄りにあり、1番ホームとは構内踏切で結ばれている。駅名は昭和7(1932)年10月1日に東京市に編入された吾嬬町(あずまちょう)の東部にあった事に由来し、現在の地名「立花」は駅近くにある吾嬬神社の祭神弟橘媛から取られている。弟橘媛は日本武尊(ヤマトタケル)の妃で、尊が相模から房総へ海を渡る際に暴風雨に見舞われたため、生贄として海に飛び込んだとの伝説がある。流れ着いたその遺品を葬ったのが吾嬬神社の始まりとされ、「吾嬬」には「わが妻」の意味がある。
令和4(2022)年3月16日訪問