まだ見ぬ駅を求めて 別館

「まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅めぐり旅~」の別館です。訪問した駅を載せていきます。

【廃止】754.歌内駅(JR北海道 宗谷本線)

天塩中川 下中川(廃止)                      問寒別

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駅舎 駅前側(R3-12-6)

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駅舎 ホーム側(H27-12-22)

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駅名標(R3-12-6)

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駅舎内(R3-12-6)

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ホームと4326D(R3-12-6)

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駅前(R3-12-6)

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駅遠景(R3-12-6)

所在地:北海道中川郡中川町字歌内

開業:大正12(1923)年11月10日 「宇戸内(うとない)」

改称:昭和26(1951)年7月20日

廃止:令和4(2022)年3月12日

中川町北部、歌内集落にある無人駅。駅周辺には人家が数軒あり、駅前通りを真っすぐ行くと天塩川がある。駅舎はヨ3500形車掌車を転用したもの。旧駅名・現駅名ともアイヌ語の「ウッナイ(鋤骨・川)」に由来し、「背骨に対する鋤骨のように本流に流れ込む支流」の意だとする説がある。最初に廃止の話が出たのは平成28年7月上旬で、翌29年3月ダイヤ改正での廃止方針がJRから中川町に伝えられた。これに対し、中川町は反発して交渉を拒否。ひとまず当分はJRの費用負担で存続することになった。令和元年12月、JRは宗谷本線沿線自治体に対し、1日平均乗降客数が3人以下の駅について、自治体の維持管理での存続か令和3年3月ダイヤ改正での廃止かの方針を令和2年3月までに報告するよう要請。その後、中川町は佐久駅と歌内駅について町の費用負担で当面維持し、その後の存廃については適宜地元住民と相談する旨を表明。令和3年4月1日より、歌内駅は佐久駅と共に中川町の維持管理駅に移行。しかし、維持管理駅としての営業はわずか一年のみで、7月中旬には廃止の方針が町からJRに伝えられ、令和4年3月12日ダイヤ改正で98年5カ月の歴史に幕を下ろすことになった。駅の廃止に際し中川町は、歌内・国府地区在住の町民が天塩中川駅から宗谷本線を利用する場合は年齢を問わずタクシー代を補助する代替措置を行うとのこと。

平成27(2015)年12月22日訪問

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