3871.万富駅(JR西日本 山陽本線)
開業:明治30(1897)年12月26日(山陽鉄道) 「万富(まんとみ)」
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線から成る2面3線の地上駅。上り1番ホームに面して昭和12(1937)年11月改築の木造駅舎がある。開業時の所在地は磐梨郡太田村で、昭和7(1932)年4月1日の合併で万富村となり、昭和26(1951)年4月1日に町制施行して万富町となった。昭和30(1955)年2月1日には瀬戸町となり、平成19(2007)年1月22日には岡山市に編入されている。駅の北東に位置する大寺山には万富東大寺瓦窯跡があるが、これは治承4年12月28日(1181年1月15日)の平重衡による南都焼き討ちで焼失した東大寺を重源が再建した際、瓦を製造した窯の跡である。
令和2(2020)年4月2日訪問