5207.備前福河駅(JR西日本 赤穂線)
開業:昭和30(1955)年3月1日 「備前福河(びぜんふくかわ)」
単式ホーム1面1線の地上駅。倉庫のような印象を受ける武骨なデザインの駅舎は開業時に建てられたもの。開業時の所在地は岡山県和気郡福河村で、同音の山陽本線福川駅(山口県)と区別するために「備前」が冠された。「福河」は「福浦」「寒河」の合成地名。福河村は昭和30(1955)年3月31日の合併で日生町となったが、福浦地区は兵庫県側との結びつきが強かったことから、昭和38(1963)年9月1日に赤穂市に越県分離された。兵庫県になった現在でも中国電力の供給エリアで、国鉄時代は岡山鉄道管理局の管内であった。
令和4(2022)年4月9日訪問