292.上郡駅(JR西日本 山陽本線)
開業:明治28(1895)年4月4日(山陽鉄道) 「上郡(かみごおり)」
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線から成る2面3線の地上駅。智頭急行智頭線の分岐駅で、2・3番ホーム三石寄りに智頭線の発着する切欠きホームがあり、駅舎・改札口は分離されている。赤穂郡上郡町の玄関口で、大正4(1915)年7月改築の木造駅舎が現役で使用されている。山陽鉄道開通時には当地に駅は無く、明治26(1893)年9月18日に当地出身の兵学者で政治家の大鳥圭介が兵庫県知事に駅の設置を請願した。開業時の所在地は赤穂郡上郡村で、大正2(1913)年4月1日の町制施行で上郡町となった。
平成26(2014)年12月24日訪問