JR西日本 赤穂線
兵庫県相生市の相生駅と岡山県岡山市中区の東岡山駅を結ぶ57.4㎞の路線。両端で山陽本線と接続しており、一体となって運転されている。運行系統は播州赤穂で分断されており、相生~播州赤穂間の日中の普通列車は姫路まで直通し、朝夕には新快速も乗り入れる。播州赤穂~東岡山間は日生、備前片上、長船、西大寺と岡山に近づくにつれて本数が増えていき、日中には西大寺折返しの列車が設定されている。全ての列車が岡山まで直通し、一部列車は伯備線に直通する。山陽本線のバイパス線として計画され、昭和26(1951)年12月12日に相生~播州赤穂間が開業、延伸を繰り返して昭和37(1962)年9月1日に伊部~東岡山間が開通して全通した。開業以前、山陽本線の有年駅と播州赤穂駅(現駅とは別の駅)を結ぶ赤穂鉄道、西大寺市駅と岡山市内の後楽園を結ぶ西大寺鉄道という二つの軽便鉄道が存在していたが、いずれも赤穂線開業と引き換えに廃止された。