4907.塔のへつり駅(会津鉄道 会津線)
開業:昭和35(1960)年4月29日 「塔のへつり」仮乗降場
廃止:昭和44(1969)年11月17日
開業:昭和63(1988)年4月27日 「塔のへつり(とうのへつり)」
観光シーズンのみの仮乗降場として開業し、一度廃止されたものの、会津鉄道への転換後に正式な駅としての復活を遂げた駅。近くに建物も見えない森の中にあり、秘境駅のようだが、観光客の利用があるため快速も停車する。ホーム入口にある待合室は豪雪地帯らしく高床式。駅名の由来は近くにある景勝地「塔の岪」。阿賀川の侵食によってつくられた崖の地形で、「岪(へつり)」とは会津方言で川に迫った急な崖のことを指す。この岪が塔のように見えることから「塔の岪」の名が付いたとされる。
令和4(2022)年1月22日訪問