32.浅草駅(東武鉄道 伊勢崎線)
所在地:東京都台東区花川戸一丁目4-1
開業:昭和6(1931)年5月25日 「浅草雷門(あさくさかみなりもん)」
改称:昭和20(1945)年10月1日 「浅草(あさくさ)」
東武伊勢崎線系統のターミナル駅で、地上7階地下1階の駅ビルの2階に頭端式3面4線のホームがある高架駅。ホームは先端が極めて狭く、列車との間も空いているためにドアカットが行われている。改札口はホームに面した2階南口改札と北千住寄りの階段を下りた1階北口改札の2ヵ所。1階から入ると正面に南口改札まで上がる階段とエスカレーターが設置されている非常に分かりやすい構造が採用されている。駅ビルは松屋百貨店が入居した、関東初の百貨店併設ターミナルビルで、設計は久野設計事務所、施工は清水組。昭和49(1974)年には外壁をアルミルーバーで覆う改装工事が行われたが、東京スカイツリー開業に際して原型に復元することになり、平成24(2012)年5月18日にリニューアル工事が完成した。平成9(1997)年には「昭和6年『浅草雷門駅』として開業、駅の上はデパート」として関東の駅百選に選定されている。
平成24(2012)年8月23日訪問
東京メトロ浅草駅へ
都営地下鉄浅草駅へ