4917.是政駅(西武鉄道 多摩川線)
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所在地:東京都府中市是政五丁目8-2
開業:大正11(1922)年6月20日 「是政(これまさ)」
多摩川線の終着駅で、駅舎からスロープで繋がった片面ホームと側線から成るシンプルな構造。周辺には多摩川以外特にこれと言ったものもない住宅街が広がっている。駅舎は平成6年12月15日完成。駅名はこの地を開拓した井田是政に由来している。井田是政は北条氏政の弟・氏照の家臣で、氏照が小田原合戦で切腹した後に、当時治めていた横山村を開拓した。多摩川線の前身である多摩鉄道は多摩川の砂利輸送を目的として開業した路線で、電化された頃までは砂利採掘場への専用線が伸びていた。是政から先、東京競馬場方面への延伸計画もあったと言われているが、実現することなく立ち消えとなった。
令和4(2022)年1月25日訪問