まだ見ぬ駅を求めて 別館

「まだ見ぬ駅を求めて~逆瀬の駅めぐり旅~」の別館です。訪問した駅を載せていきます。

5214.三石駅(JR西日本 山陽本線)

上郡                                      吉永

駅舎(R4-4-9)

所在地:岡山県備前市三石3168

開業:明治23(1890)年12月1日(山陽鉄道) 「三石」仮停車場

移転:明治24(1891)年3月18日 「三石(みついし)」

島式ホーム1面2線の地上駅。駅舎はホームより一段低い所にあり、地下通路で結ばれている。駅舎は大正10(1921)年2月改築で、平成30(2018)年に減築されて跡地に乗務員宿泊所が建てられた。岡山県兵庫県の県境近くにあり、朝夕には折り返し列車も設定されている。山陽鉄道の仮の終点として開業した時点では、船坂隧道の東側・兵庫県赤穂郡船坂村梨ケ原にあり、4か月後の岡山延伸に合わせて現在地に移転した。県境の船坂峠を控えた三石は耐火煉瓦の生産で栄えた町で、高台にある駅からは煉瓦工場の煙突がある街並みを見下ろすことができる。移転時の所在地は和気郡三石村で、明治39(1906)年3月28日に町制施行して三石町となった。三石町は昭和46(1971)年4月1日に備前町と合併して備前市の一部となっている。

令和4(2022)年4月9日訪問

路線ページへ