3957.備後落合駅(JR西日本 芸備線・木次線)
油木→
開業:昭和10(1935)年12月20日(庄原線) 「備後落合(びんごおちあい)」
単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線から成る2面3線の地上駅。芸備線と木次線の接続駅で、三方向から列車がやって来るが、いずれも本数が少ないため、18きっぷシーズンの列車接続時を除けば非常に閑散としている。駅舎は木次線1番ホームに面してあり、ホーム間は構内踏切で結ばれている。2番線に芸備線三次方面、3番線に芸備線新見方面の列車が発着する。かつては交通の要衝として栄え、多くの駅員が勤務していたため、駅舎は大きく、令和3(2021)年10月2日まで三次方面からの終列車は当駅で夜間滞泊を行っていた。駅周辺にはかつて旅館2軒、タクシー会社、理髪店、食堂などがあり、「落合銀座」と称されるほどに賑わいを見せていたが、現在は「秘境駅」と呼ばれるまでに、駅から見える建物は少なくなった。
令和2(2020)年7月23日訪問