亀戸水神→
所在地:東京都江東区亀戸五丁目1-1
開業:明治37(1904)年4月5日 「亀戸(かめいど)」
島式の頭端式ホーム1面2線の地上駅。築堤上の総武本線の駅の北に隣接してホームがある。当駅の開業によって、東武鉄道は総武鉄道(→総武本線)との乗り入れを開始し、両国橋(現:両国)駅をターミナルとしたが、明治40(1904)年9月1日に総武鉄道が国有化されると、元のターミナルである吾妻橋駅を復活させ、明治43(1907)年3月27日に旅客列車の乗り入れを廃止した。亀戸線はこれによって支線に転落するが、その後も総武本線と常磐線の短絡ルートとして国鉄からの貨物列車が大正15(1926)年7月1日の新金線開業まで乗り入れていた。当駅から先、越中島まで延伸計画があったが、通過予定地の市街化によって着手が困難となり、実現することは無かった。代わりに、西平井(東陽町)や新橋までの延伸構想も持ち上がったが、いずれも実現していない。
令和4(2022)年3月16日訪問