5182.東向島駅(東武鉄道 伊勢崎線)
開業:明治35(1902)年4月1日 「白髭(しらひげ)」
休止:明治38(1905)年7月15日
廃止:明治41(1908)年4月4日
再開:大正13(1924)年10月1日 「玉ノ井(たまのい)」
休止:昭和20(1945)年5月20日 ※東京大空襲による被災
再開:昭和29(1954)年10月1日
改称:昭和62(1987)年12月21日 「東向島(ひがしむこうじま)」
相対式ホーム2面2線の高架駅。平成元(1989)年5月20日に高架下に開館した東武博物館の最寄り駅である。昭和33(1958)年施行の売春防止法までは東側に私娼街「玉の井」があり、永井荷風の小説『濹東奇譚』の舞台となった。昭和3(1928)年4月7日に開業した京成白髭線は当駅の北側で伊勢崎線を跨いでおり、「京成玉ノ井」駅が設置されて乗換駅となっていたが、昭和11(1936)年3月1日に廃止された。開業時の所在地は南葛飾郡寺島村で、大正12(1923)年4月1日に町制施行して寺島町となり、昭和7(1932)年10月1日に東京市に編入されて向島区となった。向島区は昭和22(1947)年3月15日に本所区と合併して墨田区となっている。
令和4(2022)年3月16日訪問