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開業:大正14(1925)年7月10日 「男衾(おぶすま)」
島式ホーム1面2線の地上駅。駅舎は平成28(2016)年7月16日に橋上化されて西口が開設された。橋上化前は木造駅舎があり、ホームとは跨線橋で結ばれていた。開業時の所在地は大里郡男衾村で、昭和30(1955)年2月11日の合併で寄居町となった。明治29(1896)年3月29日の合併で大里郡となるまでは男衾郡で、「男衾」は奈良時代から続く広域地名であった。男衾村は男衾郡の総鎮守・小被(おぶすま)神社があったことから、明治22(1889)年の町村制で村名としたとされる。鎌倉時代の絵巻物語『男衾三郎絵詞』に登場する武士・男衾三郎の姓はこの地名から取られている。
平成28(2016)年3月31日訪問