5096.ときわ台駅(東武鉄道 東上線)
所在地:東京都板橋区常盤台一丁目43-1
開業:昭和10(1935)年10月20日 「武蔵常盤(むさしときわ)」
改称:昭和26(1951)年10月1日 「ときわ台(ときわだい)」
島式ホーム1面2線の地上駅。ホームと北口は地下道、南口とは跨線橋で結ばれている。元は北口しか無かったが、昭和25(1950)年に南口が開設された。北口駅舎は開業時に建てられたもので、壁面と柱には大谷石が使用されている。東武宇都宮線の南宇都宮駅も同一デザイン。平成30(2018)年5月30日に原型に近い姿にリニューアルされた。南口は駅ビルの2階に改札口がある。駅名は駅近くの上板橋村鎮守・天祖神社の祝詞および境内の「常盤松」に由来する。東武鉄道によって分譲された常盤台は田園都市構想に基づいてデザインされた住宅都市で、幹線道路に接していないことが不便だとされたが、結果的にはそのおかげで静謐な住環境が守られて住宅地の価値を高めることになった。
令和4(2022)年3月6日訪問