2878.三峰口駅(秩父鉄道 秩父本線)
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開業:昭和5(1930)年3月15日 「三峰口(みつみねぐち)」
秩父本線の終着駅で、ホームは単式1面と島式1面2線から成る2面3線。狼信仰で知られる三峰神社への下車駅だが、神社へはバスに乗り換えてさらに山奥を目指さねばならない。険しい秩父の山々を目前に線路が途絶える形だが、この先大滝村への延伸も計画されていた。駅舎は開業時に建てられた寄棟屋根の木造で、関東の駅百選に選定されている。駅裏には留置線とSL用の転車台があり、「SL転車台公園」が併設されている。かつては車両が多数展示されていたが、老朽化により平成31(2019)年5月から7月にかけて解体された。
平成31(2019)年4月18日訪問