3903.豊富駅(JR北海道 宗谷本線)
開業:大正15(1926)年9月25日
天塩郡豊富町の玄関口で、特急「宗谷」「サロベツ」も停車する主要駅。ホームは相対式2面2線で、ホーム間は跨線橋で結ばれている。駅舎は昭和41年8月に改築されたもので、旧事務室部分に喫茶店「すてーしょん」が入居している。駅舎の脇には救援車オエ61 67が保存されているが、傷みが激しい。木造客車ナハ22795(ナハ34631がルーツ)を昭和29年に日本車輛支店で鋼体化した荷物車マニ60 21の成れの果てで、電気暖房が追設されてマニ60 2021となり、昭和53年に旭川工場で救援車に改造されてオエ61 67となったもの。救援車への改造後は北見機関区に配置され、昭和61年に南稚内に転属、平成2年に廃車された。
令和2(2020)年6月26日訪問